攻撃する自分を攻撃しない

赦しでも何でも気づいていかないと、とりあえず何も始まらない。

なんだか知らないけど、苦しいという状態の時、苦しむ原因は自分の心しかない。

つまりは自分の思考しか原因がない。

思考が原因であり、攻撃する思考を繰り返すことで苦しくなっている。

他人を攻撃する時、本当に攻撃しているのは自分で否定した自分なので、自分を攻撃することになり、苦しくなる。

自分を攻撃する時、自分を攻撃しているのだから、苦しくなって当り前。

 

原因（攻撃）→結果（攻撃される＝苦しみ）

 

となっていて、だから原因を変えることで結果を変えなさいということですね。

それを原因と結果の間に介入してほしいというのは、根本的な法則を乱すことになるので、それは不可能。やってしまうと、誰かを讃えているのに苦しくなるなんてことにもなりかねないので、それは無理。心はすごい力があるのであり、力を否定するのではなく、あくまでも原因に気づいて変えなさいということ。

 

で、苦しみから抜け出すためには、いかに自分や他人を攻撃しているかに気づくことをすることになりますが、自分と他人をめちゃめちゃ攻撃していることが段々とわかりますｗ

朝から寝るまで延々と他人をジャッジして、攻撃している。こんなにやってるの！？

で、次に（エゴに巻き込まれると）そんな自分を攻撃しそうになりますが、そうじゃないんだ、と。それじゃあ、結局自分を攻撃することで苦しみを自分で選択することになる。

 

だから、お釈迦様は

LOVE YOURSELF AND WATCH -- TODAY, TOMORROW, ALWAYS.

というのであって、観察してさらに自分を攻撃するのではない。愛しなさいという。

 

ACIMでも

一歩退いて見なさいとか戦場の上から見なさいとか。「じっと静かにしていて、何もしない」とか。

 

攻撃する自分をどうしても赦せないという自分がいたら、それを繰り返しジャッジしないで見る。無意識にやっているものを意識に上げる。すると、自分が自分を何回も繰り返し苦しめていることがわかる。他の誰でもなく、自分が自分を何回も何回も苦しめている。それに気づけば、本当に自分を赦さない選択をするのか、自分を赦す選択をするのか選ぶ地点に行く。そして、選び直せばよい。

 

他人を攻撃する自分を「ダメだ、なんてひどい奴だ」と攻撃するのではなく、それでは元の意図とずれる。そうではなく、繰り返しジャッジせずに静かに見る。すると、エゴと一体化して選択し続けている自分に気づく。繰り返し見ることでdecision makerのポイントに立ち返り、本当にエゴを教師にして自分を苦しめ続けたいのか、聖霊を教師にして自分を赦すのかを選ぶ。