聖霊にお願い!!(ACIMと共に)

ACIM(奇跡のコース)をベースとした日々の気づきを綴ります。

コースについて その1

ブログを放置してしまっていますが、意外とちょこちょこアクセスしてくださる方がいて、ありがたいです。

 

私もコースの理解が浅い段階から書き始めているので(今もですがw)、かなり他の教えや知識と混ぜて書いてしまっているところがあり、一度訂正したいと思っていました。基本的に博士の解説が大好きで、それをベースにコースの理解を深めているつもりです。

 

「奇跡のコース」という名前で私たちが勘違いするのは、コースを学ぶと聖霊を通して悩んでいる人間関係や環境が変わるかも!ということです。奇跡が起きて、癌が治った。嫌いな人と仲直りできた。良い仕事に就けたなどなど。そして、それを聖霊にお願いすれば、叶えてくれる云々。

 

このコースの言う「奇跡」の定義は私たちの理解している意味とは違うのです。奇跡というのは、問題は世界や肉体ではなく、心にある。そこで教師をエゴから聖霊に変えるというdecision makerとしてのパワーを思い出すことを指しています。(エゴというのは、個としての「私」を指しており、つまり普段私たちが鏡で見て、「私」と思っているこの「私」です。)

 

ただ、この心=マインドというのもまた私たちが知っている心ではありません。一般的な心と読むと、では親との関係で構築されたトラウマを癒せば、過去生で受けた傷を癒せば、、、、などと言いたくなりますが、コースの説くマインドは、そういう私たちが今まで学んできた心ではありません。博士は肉体と心を混同することをlevel confusionと言っています。bodyは結果であり、mindが原因である。両者は別。結果のbodyを治すのではなく、原因のmindに対処するのだとbodyとmindを区別して説明しますが、この過去を持った「私」の心はpychological bodyとも言っています。なので、エゴとしての肉体と「心」は両方ともbodyであり、結果の次元なのです。結果を直しても変わりません。ということで、コースが説く心というのは私たちは知らないのです。それを心と霊と体のバランスを取るようなスピリチュアルな教えの延長で解釈しようとすると、ますますトラップにはまります。コースはそういう教えとはまったく違うことを説いています。(つづく)