世界を作る私
ワークブックのレッスン132はすごく好きなレッスンです。
「世界それ自体は無である。あなたの心が世界に意味を与える。あなたがそこに見るものはあなた自身の願望である。自分の願うものを眺めて、それらが実在すると思うことができるように、実演されたものである。あなたはおそらく、自分でこの世界を作った覚えはないと思っている。すでに出来上がっていた場所に自分は気が進まぬままにやってきただけであり、自分の考えがこの世界に意味を与えるのを世界が待っていたはずがない、と思っていることだろう。しかし実際のところ、あなたはここにきたとき、まさに自分が期待していた通りのものを見出した。
あなたの願望から離れて世界は存在しない。そして、このことの中にあなたの究極の解放がある。自分が何を見たいかについて自分の心を変えれば、それにつれて世界の一切が必ず変化する。想念はその源を離れない。」(中央アート出版社刊 奇跡講座 W-PI.132.4,5:1-3)
私はすごく真面目。ルールはきちんと守る。税金も滞納したことはないし、遅刻もない。これは正しい。これが善。
不真面目な人は嫌い、ルールは守らない、税金を滞納したり、遅刻するような人は大っ嫌い。これは間違っている。これは悪。
すると、世界にはコントラストができ、自分の好きな人と嫌いな人が自分の思うように作られる。好きな人はOKになり、嫌いな人はNG=罪がある人と作られる。
(解釈で)私の見る世界を作るのは私。
世界の中に見る罪のある人、ない人は自分の観念が作っている。
私が世界に意味を与え、縛り付けている。他の誰もやっていない。
観念を手放すことで自分の見る世界を解放するのは、他ならぬ自分の役割。
私の見る世界は私しか解放できない。
「全世界を救えるのはあなたしかいない」(”それ”は在る)