聖霊にお願い!!(ACIMと共に)

ACIM(奇跡のコース)をベースとした日々の気づきを綴ります。

お追従、人の言うことを聞く

意外と無意識にしていることとして、誰かと話しているときに、

その人が言うことに

・同意しなければならない

・賛成しなければならない

・褒め称えなければならない

・お追従を言わなければならない

・アドバイス通りしなければならない

・同情、共感しなければならない。

という思いがあるかもしれません。

その時、微妙に体が緊張しているかもしれません。もう少し感じると、どことなく恐怖があるかもしれません。そして、隠れた怒りが蓄積されていきます。

(反対に、自分が逆の立場の時は、相手にそうしてほしいと心の中で強いています。)

もしあるようなら、「自分が恐れている」、「緊張している」ことを赦し、悪いことと判断せずに少しずつ聖霊と一緒に見る(感じてみる)ことをオススメします。

今まであまりにも暗闇に隠されてきたから言葉として原因がわからないだけです。でも、今の段階で「緊張」というのはメッセージとして100%です。

10年間、暗闇に監禁されてきた子供を助け出し、「喋って良いよ」と言っても、喋れるまで時間がかかります。たぶん、言葉も、恐怖も抑圧していると思います。辛うじて感覚があるくらい。同じように、心も暗闇に押し込めてきたものは、まず体の感覚であったり、感情でメッセージを出してきます。それが十分に消化できれば、言葉になります。一つずつやらないと、思考で原因を推測するだけになってしまいます。

私たちは恐怖を避けるために、おべっか、お追従を言うことがよくあります。何を脅かされているから恐怖を感じるかは、恐れが感じられれば自然と聖霊が教えてくれると思います。

「そうした対象を自我は選び出し、それとつながる。そして自分を強めるためでなければ、決してつながることをしない。自我は自分に理解できると思うものと一体感をもち、そこに自分自身を見て、じぶんと同質なものを共有することにより、自分を増大させようとする。この策略を見誤ってはならない。自我は常に弱めるために共感するのである。そして弱めるとは常に、攻撃することである。共感するということが何を意味するのか、あなたは知らない。だが、次のことについては確信してよい。あなたがただじっと静観し、聖霊があなたを通して関わるに任せるなら、あなたは強さに共感することになり、弱さではなく強さを増すことになる。」(奇跡講座 中央アート出版社刊 16.I.2.2-7)