聖霊にお願い!!(ACIMと共に)

ACIM(奇跡のコース)をベースとした日々の気づきを綴ります。

感情を判断しない

レナード・ジェイコブソン(だと思う)が、「感情を分析するな」と書いていたような気がします。

セラピーなどを学び始めて、しばらく勘違いしていたことは、自分の深い所にあるビリーフを見つけた方がよいということでした。

 

例えば、以下のような反応があるとします。

同僚が遅刻をすると、怒る。あるいは、無視して関係のないフリをする。

自分が遅刻をすると、恐れを抱く。みんなが叱責してくる気がします。

 

簡単な例ですが、感じながらもっと先に行こうと、感情の原因となるビリーフを思考で探そうとすると、迷路に迷い込みます。上滑りして、そうかもしれないけど、ピンとはこないという感じで止まります。

この時点でどんなビリーフがあるかを考えるのではなく、単に感情を感じる、聖霊と見ることが大事でした。感情は音なき声なので、きちんとしたメッセージなのです。

言葉にはなってないですが、それはあまりにも闇に押し込まれているから聞こえなくなっているだけで、感情や感覚としてきちんと伝えてくれています。ロシア人が身振り手振りロシア語で一生懸命話してきたとして、このメッセージに意味はないとは考えないと思います。感情も同じです。思考では理解できないから考えてしまうのですが、感情は理解するものでも、考えるものではなく、感じるものです。だから、まずはきちんと(ジャッジなしに)感じることが大事です。それをすっ飛ばして核心に行こうとすると、上滑りします。玉ねぎの皮は一枚ずつ剥かねばなりません。

「自分の頭で原因を考えちゃダメだよ。エゴでエゴを考えることになるからね。エゴは自分が解体されないように、分析するふりをして核心は外す。」(ACIMで行こう)

一つ一つ 聖霊とちゃんと見れれば、本当の原因を教えてくれます。