あの人がムカつく、嫌いな理由

「ちょっとした不快感からあからさまな激怒まで、すべての混乱や動揺は警告のサインなの。あなたの隠れた罪悪感が無意識のなかから浮かび上がって表面に現れるぞ、というサイン。不快感を罪悪感としてとらえ、その罪悪感を付与した象徴を赦すことで解放しようと考えなさい。エゴはその原因を幻想のイメージに投影させることで、罪悪感は外にあると思わせようとする。エゴの思考システムは、あなたと罪悪感のあいだに距離を置いて、何でもいいから適当な対象や人に罪悪感を被せるわけ。」（神の使者）

私たちは外側を見て、～だからダメとか気に入らない、ムカつくと理由を探しますが、本当は理由なんてあってないようなもので、単に罪悪感があり、エゴを採用して自分を攻撃しているというだけですね。

収まりがつかない感情があったり、「～だからイヤ」とこだわる場合は、逆にエゴの抵抗と見て、エゴの中身を見た方がよいと思いますが、そうでない場合は淡々と赦すことに尽きますね。

自分の無意識がしている「適当な対象や人に罪悪感を被せる」ことを赦すことができれば、他人が怒ってきても本当は原因なんてないし、罪悪感で苦しみ、愛を求めているのだとわかり、さらに赦しがしやすくなると思っています。