聖霊にお願い!!(ACIMと共に)

ACIM(奇跡のコース)をベースとした日々の気づきを綴ります。

本当に欲しいものは何?

私たちが本当に欲しいものは何でしょう?

社会で特に価値があるとされていて、多くの人が欲しがるものを考えてみると、、、

 

一流大学、一流企業、高い年収、きれいな奥さん、優秀な旦那さんなどなど。

では、ここでは一流大学について考えるとして、それを得ることで本当に欲しいものは何でしょう?

 

一流大学に行くのは、何が得られるから?

社会的な成功のレールに乗れる、一流企業に入りやすいなどいろいあると思いますが、

よーくよーく自分の声を聞いてみると、みんなからすごいね!と言われる事という答えが返ってきます。一流大学に入ると、みんながすごいねと言ってくれる。だから、入りたい。

つまり、一流大学に入って本当に欲しいことは「認められること」ではないかと思います。

(ここでは大学で純粋に研究したい内容がある場合などは除きます。)

 ⇒「一流大学生の私」はみんなから認められる、だから入りたい。

 

一流大学を目指す私には彼女/彼氏がいるとしましょう。

一流大学志望の偏差値の高い私をとても愛してくれています。

しかし、残念ながら今年は大学に落ちてしまいました。

そこで彼女/彼氏に何と言ってもらいたいでしょう?

A「一流大学に入れないあなたに価値はないわ」

B「別に他の大学だって良いじゃない。あなたはそのままで大丈夫」

 

Aはかなりキツいですね。

でも、「一流大学の私は価値がある」(=一流大学でない私は価値がない)という条件付けをしている私はホントは頭の中でこれをしているのです。

毎回、「一流大学に入れないあなたには価値はない」という思考を回している。段々凹んできて当然ですよね。

ちなみに、本当に欲しい彼女/彼氏はBですよね^^

⇒「一流大学に入りたい私」は本当は「一流大学に入れない私」も認めてほしい。

 

まとめると、

私たちは理想、条件付け、ビリーフを作り、

それが満たされると愛される(=満たされないと愛されない)

と考え、行動します。

 

学歴、会社、年収、彼氏、彼女、容姿を始め、

毎日の仕事、家事、育児などでもここまでやりたい、これは譲れないなどあると思います。

 

でも、先に見たように本当に欲しいのは理想が叶おうと叶わないと愛されること、つまり、私たちが本当にほしいのは、無条件の愛ではないでしょうか?

 

なので、いくら理想(大学、会社、年収、容姿)が叶っても、理想に叶わない自分は愛されずに残り、愛されない自分にならないように緊張する日々が続きます。

つまり、理想を叶えることでは、完全には私たちを満たしてはくれないのではないでしょうか?

初めから満たされないゴールを作り、それを追い求めているのではないでしょうか?

(繰り返しますが、もちろん持っている理想が愛をベースにしたものであれば事情は違います。今回は認められたいという欲が主旨で書いています。)

 

では、どうすれば本当に求めている条件付けのない愛が得られるか?

一番手っ取り早く、いつでもできるのは自己愛だと思います。

いろいろやり方があると思いますが、個人的にはACIM実践本の名著「ACIMで行こう!」の中にある「分離したエゴとしての自分を『○○さん*』と名前で呼んで意識的に区別」して声を掛ける方法が素晴らしいと思います。読みながら思わず「うまい!」と膝を打ちました。(*文中では著者のお名前の「多緒さん」になっています)

 

つまり、○○に自分の名前を入れて、

○○さん、いつもありがとう

     愛してます

     本当に毎日よくやってくれてるね

と声を掛けること。

 

基本的にビリーフまみれの私達は、行動ひとつ取っても、成功した、失敗したと判断をし、思考が流れていきます。

成功するとテンションが上がりますが、失敗であれば「こんな私ダメ」「こうしたあいつはダメ」と自己否定、他者否定が入り、エネルギーを下げています。放っておけばエネルギーは下がるので、意識的に自分自身で何回も何万回も繰り返し言います。

すると、だんだんと空っぽの瓶が満たされていくように、自分の心が愛で満たされていきます。

これは単純ですが、すごく効果があります。本当にエネルギーが落ちている時はTVを見ながら、家事をしながら自分に声掛けをします。すると、自分が段々と愛で満たされていき、体の緊張はほぐれ、活動するエネルギーも出てきます。そして、十分に愛がある状態でビリーフそのものを見て行く方が楽だと思います。

 

だから、今のままの私を愛することが本当に大切ですね。それが本当に私たちが求めていることなので。それは今この瞬間に自分に愛しているよーと声を掛けるだけでできます。

もし「やっぱりこんな自分は愛せない」という思いがあれば、そんな時はお手伝いさせてください。