聖霊にお願い!!(ACIMと共に)

ACIM(奇跡のコース)をベースとした日々の気づきを綴ります。

トラウマの例(体験談)

トラウマができると、どんな症状になり、苦しむか。体験談を書きます。

 

最近我が家では不測の事態が続いていました。

時系列に沿って書くと、

 

5月末に自宅で父が倒れ、救急車で搬送。肺がんで即入院。6月末に退院。

自宅で1週間過ごしたところで肺炎にかかり再度救急車で搬送。入院。

7月末、母が介護の疲れから耳鼻科受診中に救急車で搬送。たこつぼ型心筋症というストレス性の心疾患と診断され、入院。

その3日後、再度父が肺炎になり、救急車で搬送。

 

2ヶ月の間に4回救急車に乗るという、稀有な体験をしました^^

 

トラウマができると

段々と気力が続かなくなり、とにかく疲れて、家事もできないし、子供の世話も妻に任せっきりという状況が23日続きました。頭痛、下痢(ほぼ水)、関節痛、普段はまったく痛くない心臓や腹部などに痛みを感じたりしました。

エネルギーがないので、子供のちょっとした要求にも応えられず、声を荒げてしまったり。

最初は原因がわかりませんでした。鬱になったのかも、いやネットで調べると慢性疲労症候群かな、お金はどうしよう、今度は妻が倒れたらなどなど。。。この原因を探る思考が回るのがまた辛くて。

 

一度エネルギーが空っぽになった時に、前からお世話になっている鍼に行きました。そこで、少しエネルギー(鍼的には気)が上がりました。しかし、まだまだ疲労が続き、ほぼ寝ている生活。けど、寝ても良くならない。

 

セラピー

ここで自分でしばらく感情が消化できていなかったことに気づき、自分で感情解放をして、抑圧されていた感情を感じました。すると、すぐにエネルギーが戻り始め、ほぼ復活。家事などをしながら、「ながら」で残りの感情解放を続けて、前と同じ状態に戻りました。感情だけではなく、体が発する言葉なき声(感覚)をジャッジせず、単に聞いて感じていくだけです。感じるぞ!というより、待つことで抑圧が自然に緩み、本当の声を聞かせてくれるのを待つ感じです。感じると停滞していたエネルギーが動くのが体感で分かります。

 

トラウマ

トラウマは災害やレイプなど深刻な出来事でなるものと思いがちですが、日常的にもなります。今回の私のケースのように、日常生活で「事件」が立て続けに起き、感情を感じる間もなく事務的な事や他人への対応に忙殺される時、特に起きやすいです。

トラウマの定義はUDINと言われ、

Unexpected=予期してない状況で

Dramatic=劇的な事が起きて、

Isolated=一人で対応しないといけないし、

No strategy=どうしてよいかわからない(方法がない)

 です。

 

めまぐるしく変わる状況の中でゆっくり感情を感じるなんてムリですよね。私の例だと、救急車で搬送される時に、経過報告、質問への対応、入院準備などの事務的な作業に忙殺されました。この時、ショック、悲しい、不安などの感情は自動的に無意識に追いやられます(抑圧)。感情はエネルギーですが、全体から一部のエネルギーが切り離されることになります。そして今度は抑圧を維持するためにもエネルギーが使われます。このため、エネルギーが不足した状態になり、様々な症状が出ます。

 

私たちは問題が発生すると、原因探しのために思考します。思考は過去の経験や知識をベースにするため、経験がないとトラウマが原因ということに思い当たらず、個別の症状から病名を推測することになります。 

この思考による原因探しがさらに不安を煽り、エネルギーが下がります。

例えば、正座で足がしびれた時に病院を受診したら、たぶん足の神経系の異常を疑って、検査などになります。でも、しびれとわかっていれば、しばらく放置すると治りますよね。分析をすると現実味が増すので、本当の原因ではなく単に推測した原因に過ぎないのに、その深刻さが増していってしまいます。本当に思えてきます。本当に思えますが、誤った認識が本当に思えるような状態です。

 

なので、もし不調が続いていて、その直前に出来事がある場合は、トラウマを疑った方がよいと思います。そんなに大したことは起きてないし、自分もきちんと対応できてたという時、それはうまく抑圧されただけかもしれません。事務的な対応はうまくできたかもしれませんが、心への対処は放置されているままかもしれません。不調の前に出来事がある時は、抑圧された感情を解放する(感じる)ことで、エネルギーが戻り、楽になります。

 

個人的には、完全にエネルギー0%の状態ではヒーリングなどのエネルギーワーク、10%20%もあればセラピーで感情解放をした方が良いと思います。