聖霊にお願い!!(ACIMと共に)

ACIM(奇跡のコース)をベースとした日々の気づきを綴ります。

急ぎすぎない

博士の「奇跡講座入門」という本は入門書的な扱いといいながらもすごく良い本で、たまに読み返すと大変勉強になります。

先日読んだときは、私たちが抱えている罪悪感はとても膨大なので、急いでやりすぎるとパニックになったり、布団に入って出てこれなくなるよ、という文章が目に留まりました。

 

本当にその通りですね。私たちは罪悪感が強烈すぎて、この宇宙を作って、投影しまくって、ないことにしているくらいにイヤなので、隠しているだけでデフォルトで病んでます。

だから、世界は良く見ればそんなに美しくないし、「この宇宙は夢なんだ」を読んでも、美しい森の木々の下では木と木の根が縄張り争いをしていると書かれていて、まあ全然平和じゃないんですよね。体もそんなにきれいなものじゃない。空気を吸わなかったらすぐ死ぬし、なんか鼻水とかしょんべんとか仕方なしに垂れるし(ってお釈迦様が言ってたと思う)、それが事実なんだけど、事実は指摘されるとイヤなんですよね。だから、みんな100%起きるはずの死は絶対に見たくなくて、もっときれいな夢に夢中になりたい。家でぶらぶらしているとすぐ価値のないダメ人間になっちゃうから、大企業で働いてきらきらのマスクで覆いたい。

なので、鬱もパニック障害も、その他精神疾患と呼ばれるやつも、程度の差こそあれみんな素地があって、いつなってもおかしくないんですよね。だから、ある意味普通のことだと思います。

 

そういうことを長年研究した人が言ってくれるのがいいですよね。セラピストにもネガティブなものを浄化したきれいな人とか、そういうありえないポジティブなイメージを抱かなくて良くなるし。ここは不完全な人が住む不完全な世界だから、自分や他人に完全さを求めるのは酷だよ、とかも言ってます。

まあ、投影でキラキラに見えるけど、大体みんな病気だよ。だから、自分が病んでても普通だよー、というのが言いたいのでした^^